やっと発売されましたOblivion日本語版。不可能と思われた膨大な量の翻訳をこなし、無事発売にこぎつけたスパイクさんにまずは拍手を送りたいです。特にやはり本の内容が日本語になっているのはありがたい。アジア版に相当ハマっていた自分ですが、会話はともかく本まですべて中身を読む気にはさすがになれなかったので、世界観を広げてくれるテキストを気軽に流し読みできるのはとても嬉しいです。
気になる点としては、フォントが小さめでやや読みにくいことと、これは構造上仕方ないのですが、女性NPCであっても共通発言は男性言葉というか「だ・である」調になっちゃうのがちょっと残念ですね。その人固有のセリフは「・・・なのよね」といった女性言葉になってるので、「噂」についてたずねるといきなり「××は●●らしい」と男らしく語られるのにはちょっとビビります。日本語って難しい。
で、アジア版をやってきていろいろ蓄積できたノウハウをいくつか紹介してみようかと思います。
まずそもそもの情報ソースとして、Oblivionは有志によるWikiがとても充実しています。Wiki JPは検索すればすぐ出てくるので、その他有用なところを。
UESPWiki:Oblivion
http://www.uesp.net/wiki/Oblivion:Oblivion
OblivioWiki
http://oblivion.gamewikis.org/wiki/Main_Page
Darliandor's Alchemy Lab
錬金術関連が充実
http://oblivion.melian.cc/
効率的なレベル上げ
効率的なレベル上げについて。基本的には
UESPWikiのEfficient Levelingの内容に拠ります。
まずそもそものレベルアップの仕組みですが、こんな感じです。
- キャラメイク時に「メジャースキル」に設定したスキルが合計10上がると、キャラのレベルを1上げることができる
- レベルアップ時には、8つある能力値のうちアップさせたいものを3つ選ぶことができる
- 能力値のボーナス(アップ量)は、レベルアップ条件を満たすまでにそれぞれの能力値に関連するスキルがどれだけ上がったかによって決まる
- その場合の「能力値に関連するスキル」は、メジャースキルかマイナースキルかを問わない
- ボーナスの値は最高+5最低-1である
- 他の能力値に別の能力値のボーナスを振り分けることはできない(つまりWizardryのキャラメイク方式ではない)
- レベルアップ時に使わなかったボーナスは、次のレベルアップには持ち越されない
- 能力値はレベルアップでしか上がらないが、自分の強さ(武器のダメージやマジカの回復速度など)はレベルではなく能力値に依存する
- 敵の強さはレベルに依存する
- なおスキルの最大値は100である
さてこれらは何を意味するのかというと、
- メジャースキルを使わない限りレベルは決して上がらない。逆に言えば上げたくなくてもメジャースキルを使っていると勝手にレベルは上がる
- 設定したメジャースキルに関連していない能力値は、それに関連するマイナースキルを意図的に使わない限りなかなか上がらない
- メジャースキルに関連する能力値も、関連するマイナースキルを平行して上げない限りなかなか+5のボーナスは得られない
- レベルが上がっても能力値が上がらないと、敵は強くなるのに自分は弱いままである
- スキルの最大値は決まっているので、レベル上げの機会には限界がある(メジャースキル7種×100=700なので、Lv70が最大)
といった具合なわけですね。
つまり整理すると、
- (能力値+5)×3種類、がレベルアップ時に得られる最大の効果なのでそれを狙う
- その際、他の能力値分のボーナス=関連スキルアップは無駄になるので極力行わない
ことが効率的なレベル上げになります。ではそのためにはどうすべきか。
- メジャースキルには普段使わないスキルを割り当てる
キャラメイク時、ついメジャースキルには「剣士だから剣を!」と分かりやすいスキルを当てたくなりますが、レベル上げの観点から言うとおいしくありません。AthleticsやAcrobaticsなんて走ったり飛んだりしてるだけでスキルが上がってしまうので、ボーナスを得るために十分なスキルポイントが貯まりきらないうちにレベルアップ条件(メジャースキルの合計+10)に達してしまいます。 - 7つのメジャースキルを運を除いた7つの能力値に割り振る
同様の理由で、レベルアップ&能力値アップをコントロールしやすくするためには、それぞれの能力値に関連するメジャースキルを必ず1つは割り当てておくべきです。能力値は8種類あり、運については関連するメジャースキルがないので、ちょうど1つづつ割り当てられます。こうすればレベルアップのタイミングをコントロールすることがより容易になります。 - メジャースキルの合計が+10に近くなってきたら一旦通常の冒険を中断して、上げたい能力値に関連するマイナースキルをトレーニングする
こうすることで狙った能力値に+5のボーナスを得やすくなります。上2つを実践していれば、そもそも「レベルを上げたくなったら、上げたい能力値に関連するメジャースキルを使い始める」なんてやり方も可能です。
まあロールプレイ的にはどうかといった感じですが、別にここまで徹底しなくても頭の片隅においておけばより快適にOblivionをプレイできることでしょう。
各スキルの上がる条件
それぞれのスキルの上がる条件は以下の通り。
- Armorer リペアハンマーで武具を修理するたびに1.5exp
- Athletics 走るたびに0.03exp/sec、もしくは泳ぐたびに0.04exp/sec
- Blade 殴るたびに0.5exp
- Block 攻撃を防御で受けるたびに1.25exp
- Blunt 殴るたびに0.5exp
- Hand to Hand 殴るたびに0.6exp
- Heavy Armor 攻撃を受けるたびに1.25exp
- Alchemy ポーションを作るたびに5.0exp、もしくは何か食べるたびに0.5exp
- Alteration 呪文を使うたびに4.0exp
- Conjuration 呪文を使うたびに6.0exp
- Destruction 呪文を使うたびに1.2exp
- Illusion 呪文を使うたびに3.0exp
- Mysticism 呪文を使うたびに3.0exp
- Restoration 呪文を使うたびに0.6exp
- Acrobatics ジャンプする、もしくはかわすたびに0.3exp、落下してダメージを受けるたびに0.3exp
- Light Armor 攻撃を受けるたびに1.5exp
- Marksman 弓矢で敵を攻撃するたびに0.8exp
- Merchantile アイテムを売り買いするたびに0.4exp
- Security 鍵開けのタンブラーを固定するたびに1.5exp(鍵開け成功ではない)
- Sneak 発見されない状態でスニーキングするたびに0.75exp/sec
- Speechcraft 会話ミニゲームを1ターン(サークルが一周)するたびに2.4exp
こうしてみると上げやすいスキル上げにくいスキルがあるのが分かるかと思います。ただどのスキルも基本的には「回数」に依存するので、たとえばMerchantileだったら矢を1本単位で売り買いするとか、Securityだったら鍵を開けないようにタンブラーを残り1つまで固定→一旦抜けてやり直しとか、魔法だったらキャスト時間の一番短い魔法を延々とキャストし続けるとか、効率よくやろうと思えばいろいろ可能です。特に魔法は、できればスキルトレーニング専用のカスタムスペルを作ると非常に効率よくスキルを上げることができます。やってる最中はつまんないですが。