東京三菱UFJのネットバンク関連がお粗末な件
2007年08月06日 inuro

基本的にお金の管理が苦手というか、あると使ってしまう類の人間なので、毎月強制的にある程度のお金を徴収され預金してくれるシステム、つまり積立「のようなもの」がいまさらながらに欲しくなってきた。なので、給与振込み口座を開いている東京三菱UFJ(の旧東京三菱側)のサイトを開いて調べてみた。みたのだが。

これがマトモなヘルプがサイト内にぜんぜん見つからない。FAQのつもりであろうページを検索してようやくそれらしきページにたどり着いてやっと分かったのは、オペレータに電話して聞いてみないと何も分からないということであった。オフィスで仕事と関係ない電話をかけることに、罪悪感は別に覚えないが居心地の悪さは覚えるタチなのであまりやりたくはなかったのだが我慢して聞いてみることにした。

長々と待たされたり要領を得ないやりとりを経て分かったのは結局、

  • 積立用定期預金口座を開かないと積立「のようなこと」はできない
  • その口座はネットから新規開設はできず電話もしくは店頭で手続きをする必要がある
  • 開いたあともできることは残高照会程度
というお粗末な内容であった。だいたいが東京三菱UFJと合併しておきながら未だに「旧東京三菱店」「旧UFJ店」などと入り口も中身も結局2行同居状態なあたりからして推して知るべしというものだが、それにしてもこのネット時代に自動振り替えひとつロクに操作できないとはどこまで前時代的なのか。「電話オペレータが24時間対応しますけど・・・(心の声:何が不満よ?)」って1980年代あたりなら画期的なインタフェースだったんだろうな。

そもそも要件としては「定期的に一定額を自動的にロックして使えないようにしたい」というだけなのである。しつこく積立「のようなもの」「のようなこと」と書いてきたのはこの点で、別に積立という実装が必要なわけではないのだ。バカみたいな低金利の今、貧乏人にとって定期口座の利息の多寡など何の意味も無い。利便性に金を払っているのだ。
理想を言えば口座は1つのままで、その内部をメインとサブに仮想的に分割し、ATMや引き落としなどの入出金処理はメインの方だけを対象にするなどしてくれればむしろそちらの方が便利だろう。いってみればHDDのパーティションを切るようなものである。この辺りをまさに実装しているのがソニー銀行で、WEBのインタフェースから「貯金箱」として任意数のパーティションを口座に設定することができる。この辺りはさすがにネット専業として生まれたサービスだけはあるが、しかしATM網などを考えるとソニー銀行をメインバンクにというのはさすがにためらわれる。うーん帯に短し襷に流し。

個人的には銀行の実店舗や紙の通帳にもはや存在意義はないと考えている。口座開設などに本人認証が必要ならいくらでも合理的な手段が存在するわけで、生身の人間に相対してなんとなく安心してるだけなんじゃないのかと問い詰めたい。お金のやりとりの大半がデジタルデータのやりとりになってしまっている現在、デジタルデータへのインタフェースをいかに整備するかが21世紀の銀行のタスクであるべきじゃないのか。あーもう、すべての店舗や自販機でカード払いができるようになればソニー銀行に乗り換えたっていいのだが。おばあちゃんが細々とやってる駄菓子屋がこの世に存在する以上、デジタルデータの紙幣へのパブリッシングインタフェースであるATMが僕らを縛る。

あと関係ないがATMで現金を振り込む奴も頼むから絶滅してくれ。

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