構成を変更し399ユーロに値下げしたPLAYSTATION3をSCEEが発表、10月10日より店頭に並ぶとのこと。
- SCEによるニュースリリース和訳
- http://www.scei.co.jp/corporate/release/071006.html
- Impress Watchの記事
- http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071009/scee.htm
- 40GB版プレイステーション3登場、ついにPS2互換性を捨てる - Engadget Japanese
- http://japanese.engadget.com/2007/10/05/40gb-ps3-goodbye-compatibility/
従来モデル(60GBモデル)が599ユーロなので200ユーロの大幅値下げということに。でその代償は何かというと、
- PS2との互換性無し
- HDDが60GB→40GBに
- USBポート数が4→2に
- メモリカードスロットが廃止に
といったあたり。
目を引くのはもちろんPS2非互換。久夛良木氏が「PS2との互換は生命線」「Xbox360はきちんと互換できていない。PS3は100%互換する」と豪語していたもののフタを開けてみれば動作不具合が頻発し、「音が聞こえない程度であれば問題ないと思う人もいるだろう」「我々は寝ずの作業を続けているんだ」等数多くの迷言も生んだハード設計上の重荷がついに取り去られることになる。
もっともマーケットを見るかぎりPS3発売後もPS2は相変わらず、というよりPS3以上に売れ続けているわけで、ユーザが「だったらPS3にするか」ではなく「じゃあPS2でいいや」を選んでいる現状、PS2互換機能がPS3購入の訴求要因になっていないという判断は間違ってはいない。ただ、そもそもPS3の購入にあたってPS2互換機能は「買おっかな。PS2互換も付いてるし」的な受動的な要件であって、つまり「あっても誰も感謝しないが無いと非難する」類のもっとも扱いにくい要件である。この要件をドロップすることによるネガティブベクトルと、「PS3がもたらす圧倒的な新体験が399ユーロで楽しめる」ことにフォーカスしたポジティブベクトル、はたしてどちらが上回るのかはまさにそのPS3ならではの新体験がどこまで魅力的か如何にかかっているわけで、ユーザにとってもソフトハウスにとってもようやくPS3というプラットフォームがコンテンツ勝負という同じ土俵に立った、といえるのかもしれない。